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CROWN Ⅲ Lesson2/ Optional Reading 和訳 [CROWN Ⅲ]

 「誰のためのデザイン?」という考えが、日常の利用のための発明品を生み出す。それらは、10%の富裕層のために売り出された高価なブランド品とは区別される。
 全く異なる発明品のカテゴリーがある。これらの発明品は非常にバカバカしくて、それを欲しがる人がこの地球上にいるということを想像するのが難しいほどだ。その発明品は、「誰のためのものでもないデザイン」と呼べるかもしれない。

「動物のための耳当て」
 長くだらっとした耳の犬を飼っているだろうか。そして、エサを与える時、犬はいつもその耳がエサまみれにならないだろうか。もしもそうなら、動物の耳当てが必要だろう。

「ジェットサーフボード」
 あなたが海に出て、サメに追いかけられているとする。普通のサーフボードでは、あなたはサメのエサになるが、ジェットサーフボードに乗っていれば、あなたは簡単に逃げられる。しかし、なぜか、誰も実際にはジェットサーフボードを作ろうとはしない。

「磁力によって装着可能なつるなし眼鏡」
 「つる」とは、眼鏡の一部であり、眼鏡を顔に固定するために耳の後ろにかける小さなアーム部分のことである。つるは、眼鏡をかける人に不快をもたらす可能性がある。このつるなし眼鏡では、あなたは、マグネットを頭の両サイドにつけることが必要となる。眼鏡の不快さに対する簡単な解決策は、眼鏡を調整することだろう。この発明の発明者は、長年かけて、実際には存在しない問題への解決策を発明したのだった。

「ワサビ火災報知機」
 日本の科学者が、世界で最も普通ではない火災報知機を発明した。大きな警報を出す代わりに、その火災報知機は、鼻を刺激するワサビの粉のスプレーを出す。こんな発明を誰が必要とするのか。そう、重度の聴覚障害を持つ人で、普通の火災報知機が全く聞こえない人というのはどうだろう。もしかしたら、バカげていると思われる発明家の中には、それほどバカげていない人も実際にいるのかもしれない。

CROWN Ⅲ Lesson1/ Before You Read 和訳 [CROWN Ⅲ]

ドナルド・キーンは、世界で最も有名な日本学者の一人である。彼は、日本文学を西洋に紹介することにおいて、重要な役割を果たした。

キーンの日本への興味は1940年に始まった。そのとき、彼はニューヨークにいてティーネイジャーだったが、英語で源氏物語を読んだ。彼はアメリカの海軍学校で日本語を勉強して、のちに、第二次大戦中、太平洋地区で情報将校を務めた。戦後、彼は京都大学で学んだ。

人生の大半、彼はニューヨークのコロンビア大学で教授だったが、しばしば日本へと戻って来た。2011年、彼は日本に移住し、日本国民となった。

彼の回顧録である「Chronicles of My life」は、2008年に出版されて、そこには、彼の半世紀を超える日本における冒険が語られている。

【語句解説】
Japanologist「日本学者」 tale「物語」 Pacific「太平洋の」 region「地域」 memoir「回顧録」 chronicle「年代記」