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CROWN Ⅲ Lesson9/ Seciton3 和訳 [CROWN Ⅲ]

「たとえば、営利のために運営される企業の増加について考えてみよう。そのリストには現在、学校や病院や刑務所が挙がっている。軍事的な作戦でさえ、民間企業に委託されつつある。また、広告が公立学校のバスからカフェテリアまで侵入していることについて考えみよう。公園や公共の場所の命名権の売買についてもだ」

「これら市場を利用して、健康、教育、公共の安全、国家の安全、刑事裁判、環境保護、レクリエーション、そして、他の社会財を配分することなど、30年前はほとんど思いもよらないことだった。今日、わたしたちは、それらを大部分は当然であると思っている」

「なぜ、わたしたちが、あらゆるものが売りに出される社会に向かって進んでいることを心配するのか。理由は二つある。一つは不平等についてであり、もう一つは堕落についてである。まず不平等について考えてみよう。あらゆるものが売られている社会では、生活することが、豊かでない人にとってはより困難になる。お金でより多くのものが買えるようになればなるほど、ますます裕福さ、もしくはそれが欠如していることが、重要になる。裕福さの唯一の利点が、ボートやスポーツカーや、贅沢な休暇を得られるということだったら、収入と富の不平等さは、現在そうであるよりも重要ではなくなるだろう。しかし、お金がますます多くのものを買えるようになると、収入と富の分配はより重要になる」

「わたしたちが全てのものを売りに出すべきではない二つ目の理由は、説明するのがより難しい。それは不平等さや公平についてのことではなく、市場が持つ人を堕落させる影響についてのものだ。生活の中で良い物に値段をつけると、それらは堕落する。それは、市場が単に商品を配分するだけではなく、交換される商品へのある態度を表明し促進してしまうからだ。子どもにお金を払って本を読ませようとすれば、子どもはより本を読むようになるかもしれないが、それは子どもに読書が喜びと成長の源ではなく仕事であると見なすよう教えることにもなるかもしれない。外国人を雇って自国の戦争を行えば、自国国民の生命は守れるかもしれないが、国民であることの意味をおとしめるかもしれない」

「経済学者はしばしば、市場は交換されている商品に影響を与えないと考えている。しかし、これは真実ではない。市場は自らの印を残す。時に、市場価値は大事にされなければならない非市場価値を除外している」

【語句解説】
prison「刑務所」 military「軍の」 private「民間の」 advertising「広告」 allocate「配分する」 safety「安全」 criminal「犯罪の」 protection「保護」 inequality「不平等」 corruption「堕落」 corrupt「堕落する」 regard「みなす」 pleasure「喜び」 hire「雇う」 economist「経済学者」 untrue「真実ではない」


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