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CROWN Ⅲ Lesson8/ Optional Reading 和訳 [CROWN Ⅲ]

2025年までには、世界人口の3分の2が、水不足であることに気付くことになる可能性がある。よし、そのときは、必要なら作ってしまえばいい。

それは単純なはずだ。基礎的な化学の話である。水は二つの水素原子と一つの酸素原子から成り立っている。水を作るためにはそれらをぶつけ合うだけでよく、そうすれば、世界の水問題は解決される。

理論的にはそれは可能だが、しかし、もしも行ったら、危険なことになる。

水は水素原子と酸素原子から成り立っているが、ただそれらを混ぜ合わせるだけではうまくいかない。それだけでは、ただバラバラの水素原子と酸素原子を持つことになる。それぞれの原子の電子の軌道がつながらなければならず、それが起こるためには、突発的なエネルギーの爆発が存在せざるをえない。

水素は可燃性である。酸素は燃焼を促進する。そのエネルギーの爆発を生み出すことは容易だ。必要なのは火花だけであり、それさえあれば大爆発が起こる。それらの原子の電子の軌道はつながる。そうして、水が得られる。

しかし、また爆発も得られる。もしも大量の水素と酸素を持っていたら、ひどい爆発を得ることになる。どれくらい悲惨なものか確認するために、悲運の飛行船、ヒンデンブルク号のことを考えてみたい。それは浮かび続けるために水素でいっぱいになっていた。大西洋を横断した後、1937年5月6日にニュージャージーに着陸していたとき、静電気が、あるいはもしかしたら破壊工作かもしれないが、それが水素の爆発を引き起こした。ヒンデンブルクは、巨大な火の玉になった。それは30秒以内に完全に破壊された。乗船していた多くの人々が死んだ。

この爆発によって大量の水が生み出されたが、それは繰り返してみたい実験ではない。

世界の水不足を補うために十分な水を生み出すには、非常に危険で大規模な過程を必要とする。かつて人々は、繰り返される爆発を利用する内燃機関は、実用するにはあまりに危険すぎると考えた。もし水がこれ以上ないほど不足し価値が上がったら、誰かが実際に水を作りだす過程を開発するかもしれない。というのも、世間で言うところの「必要は発明の母」だからだ。


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