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CROWN Ⅲ Lesson8/ Section1 和訳 [CROWN Ⅲ]

1960年代、世界規模の食糧不足が起こった。1958年から1961年にかけての中国大飢饉によって、少なくとも1,500万人が亡くなった(人によれば、3,000万人を超えるという)。アジアとアフリカの何千万人もが飢餓に直面した。何かが為されなければならなかった。科学者たちは政府と一般の農業経営者と協力して、一つの解決策を見出した。それが、緑の革命である。

緑の革命には三つの柱がある。新たに作物の種類を増やすこと、化学肥料と殺虫剤、灌漑である。世界の食糧生産には、すばやく非常に明確な効果が表れた。20世紀の終わりまでには、農業の生産性は、世界中で劇的に向上した。

緑の革命は大きな成功を収めた。歴史上初めて、アフリカとアジアは、そこに住む人々に行き渡る十分は食料を手に入れ始めたのだ。インドは飢餓の循環を終えることができた。

しかし、意図しない結果もある。非常に多くの水が灌漑に使われた結果、水の供給が不足し始めている。肥料は多くの国で地下水を汚染した。

水の不足は世界中でますます多くの問題を引き起こしている。ある劇的な一例として、中央アジアのアラル海のことを考えてみたい。海と呼ばれてはいるが、それは、実際は湖であって、かつては世界で四番目に大きな湖であり、九州と四国を一つにしたほどの大きさの地域に広がっていた。アラル海は、青い水と美しい砂浜、にぎわう漁港で有名だった。

1973年、1989年、2000年のアラル海の写真を見てみよう。前のものよりも、はるかに小さくなっている。その地域の漁業は衰え、大きな経済的な困難をもたらしている。

アラル海に何が起こったのだろうか? かつては二つの大きな川がアラル海に流れ込んでいたが、今日では、その水のほとんどが灌漑に利用されて、干上がりつつある。また重度の汚染もある。アラル海が後退したことで、その地域の気候が変動し、夏はより暑く乾燥するようになり、冬はより寒く長くなった。その結果は、「地球上で最悪の環境災害の一つ」と呼ばれている。

【語句解説】
pillar「柱」 fertilizer「肥料」 production「生産」 dramatically「劇的に」 cycle「循環」 unintended「意図しない」 consequence「結果」 supply「水の供給」 pollute「汚染する」 groundwater「地下水」 dramatic「劇的な」 Aral Sea「アラル海」 combined「結合した」 port「港」 industry「産業」 economic「経済の」 hardship「困難」 retreat「撤退する」


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