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CROWN Ⅲ Lesson7/ Section4 和訳 [CROWN Ⅲ]

バイリンガルであることは、アメリカやイギリスや西ヨーロッパのような場所では大きな問題である。なぜかというと、それらは、何世紀もの間、国民のほとんどがたった一つの言語のみを話し、他の言語を劣ったものとみなしてきたからだ。スペイン語はスペインの言語であり、フランス語はフランスの、英語はイギリスのものだった。他の言語はどんなものであれ重要ではないと考えられ、あるいは、フランコ政権時のスペインのように抑圧された。他の国も同様のことをした。百年以上前、ウェールズでウェルシュ語を話すのを誰かに聞かれたら、罰せられた。同じことが、北西フランスのブルターニュで、学校でブルトン語を話すのを聞かれた場合に、起こった。今日、これらのコミュニティは反抗しており、彼らの言語をもう一度尊重するよう求めている。バイリンガルであることは政治的な問題なのだ。

世界の一部では、支配的な言語が、その言語を使う国々が巨大な帝国を築いた結果である場合がある。ある国が他国を征服すると、その結果は普通、負けた国が侵入者の言語を採用して、それを公用語にするということになる。そういうわけで、南、中央アメリカのほとんどの国々は、スペイン語やポルトガル語を話し、フランス語や英語が多くのアフリカの国々で使われており、英語が、北アメリカ、南アジア、オーストラリア、ニュージーランドで使われている。バイリンガルであることは、そこでもまた政治的な問題になりうるし、特に、新しい言語が既存の言語の存在を脅かすときはなおさらである。

二国語を使いこなせることや、あるいは多言語を使いこなせることは、やはり、わたしたちが住むグローバル化した世界の変えることができない事実である。わたしたちの母語がわたしたちのアイデンティティを確立し維持するのに重要な役割を果たすという事実を考慮すると、言語の多様性を促進することは非常に重要である。多言語を使いこなす能力の周辺にある政治的な問題によって引き起こされるかもしれない闘争の可能性があるにも関わらず、わたしたちは、忍耐と対話によって、その困難を克服する必要がある。というのも、わたしたちの母語を抑圧されることなく自由に話すことができることは、わたしたちにとって、わたしたちの母語が、わたしたちの遺産を保持し発展させるために必要不可欠なものであるという理由で、非常に価値があるものだからである。

【語句解説】
inferior「より劣った」 unimportant「重要ではない」 Welsh「ウェルシュ語」 punish「罰する」 Breton「ブルトン語」 Brittany「ブルターニュ」 political「政治の」 dominant「支配的な」 invader「侵入者」 Portuguese「ポルトガル語」 globalized「グローバル化した」 linguistic「言語の」 despite「~にも関わらず(※前置詞)」 tolerance「忍耐」 dialog「対話」 sine qua non「ぜひ必要なもの」 heritage「遺産」


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